医療機関、商業施設などでは危機管理として、非常用発電機を設置しています。地震で被災した際に、街中が停電の中で灯し続ける病院の姿に安堵感を覚えたことを思い出します。
非常用なので有事の際に円滑に稼働するか否かの点検・整備は施設オーナーや管理者の義務です。今回は、非常用発電機の点検・負荷試験の内容や、その重要性について解説します。
災害などで電力会社からの電源供給が絶たれてしまった際、自給電力を発生させることで、火災時にスプリンクラーが作動して消火ができたりするのが目的となります。また事業継続をする上で〝電力〟は欠かせないインフラであることは衆知されており、発電機の重要性は疑う余地もありません。
※過去ブログ
非常用発電機は、いわゆる〝内燃機関〟です。熟語にすると仰々しいのですが、「燃料を燃やし、発生する燃料ガスでシリンダーを動かす原動機」であり、身近な〝内燃機関〟として「自動車」をイメージしてもらうのが分かりやすいです。
ガソリンエンジン・ディーゼルエンジンとガスタービンエンジンが汎用的ですが、導入コストや静粛性・製品サイズなどの比較で採用がきまるケースが多いです。
先ほど触れたように、「自動車」に置き換えることで必要なルーティンが見えてきやすいと思います。
ズバリ!「点検&整備」=「車検&メンテナンス」と考えてみてください。日常的に作動させる自動車と異なり、有事の際の確実性を担わせるために、①定期的な点検や②負荷試験を実施し、いつどんな時でも問題なく運転できるような状態に保つことが重要です。基本的な点検は、6ヶ月ごとに行う「機器点検」と、1年ごとの「総合点検」の2種類があります。
機器点検は、設備動作を確認、損傷有無を確認するものです。総合点検では全部か一部の設備を作動させ機能確認します。総合点検では、定期出力の30%以上の実負荷をかける負荷試験も必要です。
また、保守・管理に関しては、電気事業法・消防法・建築基準法の3つ法令にて、点検の内容や罰則が定められています。これに従わなければ違反となり、施設オーナー・管理者に罰則が科料されます。
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