たまに見かける１９９０年代製造の消火器。

点検でなくてもプライベートで立ち寄った年季の入った建物とかでも、たまに拝見します。（消火器を目にしている段階で職業病ですけど・・）

以前も記したように、消火器は１０年経過で本体容器等の耐圧性能を確認もしくは、「新品交換」で更新する必要があります。（コスト的な面から「新品交換」を選択されるユーザー様が多いです）

実は２０１１年に消火器は、消防法令改正に基づき規格が変更となっています。つまり、それ以前の旧規格の消火器は設置できなくなっています。

消火器だけではないのですが、消防法では規格が変更になった場合に、切替導入までの猶予期間が設定されるケースが多いのです。消火器も同様で、２０１１年製の消火器も「１０年後」である２０２１年末までは猶予期間となっていました。

今年２０２４年も秋・冬を残すだけになりました。流石に年代物の消火器は減少しているはずですけど・・・

「使わない消火器だから」といって処分せずに放置しておくは、あくまで「使わない（使えない）」ことを知っている人にしか知り得ない事実なので、有事の際に見かけたら使おうとするのが「人の性(サガ)」です。最悪の場合、耐圧性能が損なわれていて破裂とかしたりしたら・・・

新品交換（処分含む）、お気軽にご相談くださいませ。

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